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2022.04.21 お金の教室

お金の教室№6 <投資信託の仕組み>3つの会社の役割分担

投資信託を管理する通帳はありません

預貯金は基本的にその金融機関で「自己完結」する金融商品であり、その金融機関の名前が入った通帳が発行される場合が多いです。ですが投資信託は、銀行等で売ってはいても、銀行等の「自社商品」ではありません。
投資信託は、3つの会社が分担して「得意なことにそれぞれ専念する仕組み」の商品です。A銀行やB証券で販売しているどの投資信託も、運用はその銀行や証券会社でなく、別の企業である「運用会社」が行っています。
街の家電量販店が、複数のメーカーのテレビを取り扱い、店頭に並べて販売している関係と考えれば分かりやすいかもしれません。A銀行やB証券の担当者は、お客さまの商品選びの手助けをします。

※運用会社の社名に多い「アセット・マネジメント」とは、「資産(アセット)運用(マネジメント)」という意味。一部の会社を除き、投資家に直接販売することはなく、投資信託を作って運用することに特化し、販売会社に販売とアフターケアを委託しています。

3社で役割分担をしている投資信託の仕組みは、お客さまのお金を適切に管理する仕組みでもあります。
なぜならお客さまのお金は販売会社にも運用会社にもなく、投資信託ごとに指定された信託銀行の中に、信託銀行の財産とは分別して保全されているからです。

役割を明確に分担した上で、各社は投資信託ごとに明示された手数料をその対価として徴収します。ある意味、「ガラス張り」の金融商品だと言えます。

投資信託の2つの手数料

➀申込手数料
販売会社のみが徴収します。買う時の相談はもちろん、より重要な「買った後に」アフターケアしてもらう対価と考えられます。

※あしぎんマネーデザインの仲介口座で投資信託を購入する場合、申込手数料はかかりません。
※足利銀行で投資信託を購入する場合、申込手数料がかかりますが、購入後のご相談は無料で行っております。

➁信託報酬
投資信託を継続運営していくコストとして、日々の投資信託資産から日割りで徴収していきます。運用会社・販売会社・受託銀行で按分します。

  • 出典:日興アセットマネジメント「ラクによめる楽読Basics(ラクヨミベーシック)」
  • 本お知らせは、あしぎんマネーデザインが投資信託の仕組みについてお伝えすること等を目的として作成したものであり、特定商品の勧誘資料ではありません。なお、掲載している見解は当コラム作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 投資信託は、預金ではなく、預金保険の対象ではありません。
  • 投資信託は、設定・運用を投信会社が行う商品です。
  • 投資信託の運用による損益は、投資信託を購入されたお客さまに帰属します。
  • ご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
  • 一部の投資信託には、信託期間中に中途換金できないものや、特定日にしか換金できないものがあります。