あしぎんマネーデザイン

2022.04.15 お金の教室

お金の教室№5 コツコツは侮れない

コツコツは侮れない。ただし「本気の積立」をする覚悟が必要

「積立」は、投資信託に限らずとも、お金を貯める方法として昔からの王道です。ただし、着実に資産を積み上げるには、積立を本気で行う覚悟が必要です。
下の表を見て驚くのは、もし毎月7万円を、どうにか年8%で、頑張って30年間の積立を続けられたなら、なんと1億円を超えること。「コツコツのチカラ」は侮れません。
例の「2,000万円問題」でいえば「5万円×年4%×20年」や「3万円×年4%×30年」がひとつの「皮算用」ということになります。

ただしこれは固定利回りのシミュレーションであり、投資信託で積立を行った場合は絶対にこの通りにはなりません。仮に事後の平均リターンが年8%だったとしても、1年目が12%で2年目が4%での平均8%かもしれず、固定利回りでの想定は当てはまらないのです。
したがってこの表は、「やるなら本気の金額でやらないと!」とか「必要利回りが高いのだから、ある程度のリスクは受け入れないと!」など相応の覚悟、いわば「本気の積立」を決意するための皮算用として参考にしてください。しかし、それが実は一番大切なことなのです。

上の表は、目標額達成のための必要積立額を期間・利回り別に整理したものです。例えば20年後の3,000万円をめざすなら、年平均8%を期待してリスク高めの投資信託で毎月5万円。10年後に1,000万円をめざすなら、年平均4%を期待してミドルリスクの投資信託で毎月6.8万円。
やるなら「本気の積立」でないと―――。

いきなり本気の積立は難しい・・・
まずは少額からはじめてみてはいかがでしょうか?
  • 出典:日興アセットマネジメント「ラクによめる楽読Basics(ラクヨミベーシック)」
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