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2022.06.14 お金の教室

お金の教室№12 <投資信託の仕組み>ファンドの「中身」の一つひとつを気にし過ぎないことも大切です

投資信託を持っていると、中身の個別企業の業績や株価が気になることがあります。しかし忘れてはならないのは、どんな投資信託も数十の株式などに分散して投資しており、実は一つの企業の株価の動きは、基準価額に思うほど大きなインパクトを与えないということです。

各投資信託の月次報告書(マンスリーレポート)には、「保有比率上位10銘柄」が開示されています。例えば保有比率が1%ということは、その投資信託の純資産総額の1%の金額分だけ保有しているということです。 この場合の「金額」とは、株式なら「株価×保有株数」で求められる金額のことです。投資信託の中で10万株持っている株式の価格がその日1,000円なら、保有金額は1億円なので、もし投資信託全体の金額(純資産総額)がその日100億円だったとしたら、保有比率1%の銘柄ということになります。

〇月次報告書表示例

 <組入上位10銘柄>(組入銘柄数:47銘柄)

順位銘柄名国・地域業種比率
1〇〇〇アメリカコミュニケーション・サービス5.3%
2□□□日本情報技術4.8%
3▲▲▲スイス資本財・サービス4.5%
4◆◆◆アメリカ情報技術3.8%
5▽▽▽ドイツヘルスケア3.5%

ある銘柄の価格の変化が基準価額に与えるインパクトは、その変化率に保有比率を掛けたものになります。価格が30%上昇した銘柄の保有比率が1%だったとしたら、その銘柄が基準価額に与えるインパクトは、30%×1%=0.3%となります。「組入銘柄の一つ」の影響は思ったほどでないことが多いのです。

こうしたインパクトの全銘柄分の合計が、その日の基準価額の変化率となります。当然、高い保有比率の銘柄の価格が大きく動くことが、最も大きく基準価額を動かします。しかし、組入銘柄の全てが上がったり下がったりすることは滅多にありません。複数の資産に分散するバランス型の投資信託なら、それは尚更のことです。組み入れた株式の合計金額が下がっても、債券の合計金額は上がっているといったことが起こります。

つまり、投資信託の中身の値段は上がったり下がったりと日々「悲喜こもごも」ですが、結局のところ基準価額はそれらのプラス分とマイナス分を合計した分しか動きません。「あまり中身を気にしても仕方ない。それらの平均の値段を毎日のんびりと持ち続けるのだから」くらいの大らかさが大切と言えます。

  • 出典:日興アセットマネジメント「ラクによめる楽読Basics(ラクヨミベーシック)」
  • 本お知らせは、あしぎんマネーデザインが投資信託の仕組みについてお伝えすること等を目的として作成したものであり、特定商品の勧誘資料ではありません。なお、掲載している見解は当コラム作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
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